タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

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Covid-19第3波の状況

 この図は4/1から記載した、タイにおけるCovid-19第3波の感染者数グラフ。
 青が全国の感染者数、オレンジがパタヤのあるチョンブリ県の感染者数。


 青い全国のカーブを見ると、天井を打ったかな?どうだろう?という状況。
 オレンジ色のチョンブリは、当初急激に立ち上がり、ソンクラーン休暇中は平衡状態、休暇明けで地元からの帰省もあって急騰し、その後減少中という状況。


 感染者の多い、バンコク都、チェンマイ県、チョンブリ県を例にとると、最大感染者数と、現時点での感染者数の比率とを取ると、下記のような具合。

 全国の感染者数は最大値に比べ88%と、ピークを付けたと軽々に判断できない状況ですが、全国最大の感染者を出しているバンコク都で72%、人口の割に感染者の多いチェンマイ県、チョンブリ県でそれぞれ62%、53%と、主要県で見ると確実にピークは過ぎていると思われます。


 対して全国での総感染者数で見ると、明らかな減少とまでは言えず、感染発生が主要県から全国各地に移っている状況が見て取れます。


 現時点で県間移動の自粛(あるいは受け入れ県側での検疫)、主要感染源であるバーやパブなどの遊興施設の閉鎖、集会の禁止、学校の閉鎖等が施策として打ち出されており、やるべきことはやった状況です。


 今回の感染者は20代が非常に多いと言われています。


 例えば、全国の大学生が集まるバンコクであれば、ソンクラーン休暇で地元に戻った学生たちは、大学が閉鎖されていますから、当面、バンコクに戻る理由はなく、また、チョンブリ/パタヤも含めた遊興施設で働く女性やスタッフにしても、職場が閉鎖されているわけですから、帰省先から戻ってくることは当分ありません。 
 感染者グループを地方に追いやった形になっています。


 今後の状況ですが、あくまでも医療についての素人が、グラフの形だけを見て4月末の状況を予測すると、
① チョンブリは現状の値の1/3程度、日30人前後まで感染者数は減少している。
② 全国は現状の値の1/2程度、日600人強という感じ。


 全国では地方部での小規模なクラスター発生があって、なかなか減少しないのでは?と思っています。SNSで見ていても、結婚パーティとか、出家式、会合等、地方県でのクラスター報道が後を絶ちません。田舎だと、「集会の禁止」をしても、みんなでやれば怖くない、ではありませんが、抑制が効かないのでしょう。また帰省者たちが地元にとどまって、無自覚な行動で感染を広めているようで、減少していくにしても、ダラダラと下がるだけだと思います。


 現時点での遊興施設の規制は4/30までですが、5月中か、月末まで延長されると思います。


 学校も、一旦閉めてしまいましたので、目に見える感染者減少がなければ、4月末再開は難しく、これも5月末くらいまでかな、、、と。