タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

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日本、総数26位、人口当たり121位

https://www.bloomberg.com/graphics/covid-vaccine-tracker-global-distribution/



 先月15日付の投稿では、
 日本は総接種量で世界36位、人口あたりだと52位でした。
 タイは総接種量で世界65位、人口あたりだと56位でした。


 最初の表は総接種量で並べたものですが、日本は世界26位まで「躍進」しました。ここ1週間の平均ペースは日当たり38万回程度なので、来月初めには20位以内に入る勢いではあります。ちなみにタイも接種が進んでいて総接種量では47位と健闘しています。


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 では、人口当たり接種%ですが、日本は121位、タイは131位です。


 なぜか?と考えると、
++ 米国でのワクチン需要が低下して、世界全体にワクチンが出回るようになったこと
++ 人口の小さな脆弱な国ほど、ワクチン単価は安く援助もあり、対人口比で急伸しやすいこと


 まあ当たり前といえば当たり前ですが、総接種量で比較してもあまり意味がなく、人口比率で%が上がっていかないと、いわゆる「集団免疫」状態には達しないわけです。ただ、集団免疫は他力本願的なものであり、自らが抗体を持つことの方が、言わずもがな意味のあることだと思います。


 単純なお話、今現在、日本では毎日100人以上の人がCovid-19で亡くなっています。他方、毎日35万人程度の人がワクチン接種を受けていますが、ワクチン副作用で何人の人が亡くなっているのでしょう?
 世の中に完全なものなどないわけで、冷静に比較してみることは意味のあることだと思います。


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 アメリカは接種率44%。
 多様な国ですから、多分、国全体の接種率は50を大きく超えないのではないかと考えますが、成人のみだった接種の対象が18歳以下まで対象が広がり、接種したらマスク不要になると発表され、Covid-19一人勝ちという感じですね。

 一時はどうなるのだろうと思ったイギリスですが、接種率は45%ほど。光明というよりは明るい未来が見え始めています。

 イスラエルですが、現在接種率58%。この国も民族対立もあるし、多くの難民がいますから、%がこれ以上上がるかどうかは不明ですが、ひと頃は1万人以上出ていた感染者が二けたで、十分コントロールできる数になっています。