タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

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常用漢字 表外の読み

 学校で習ったのは当用漢字で、1850字。
 常用漢字をどういった状況で知ったか忘れてしまいましたが、今後は常用漢字っていうものになるんだ、、、と思ったことだけは覚えています。調べると常用漢字が制定されたのが1981年。


 実際には2010年に(改正)常用漢字が定められています。
 現在の常用漢字は2136字/4388音訓[2352音・2036訓]ということで、どの漢字が常用漢字になるのかというだけではなく、それぞれの字の音訓も定めています。


 上表によれば、「愛」の音はアイで、訓読みはありません。
 

愛 表外の読み - Google 検索


 googleで「愛 表外の読み」で検索すると上記が検索できます。
 外と書いているのが、「表外の読み」のことで、音読みには「エ」があり、訓読みでは、いと(しい)、う(い)、お(しむ)、かな(しい)、まな、め(でる)があるとしています。
 この「表外の読み」は、文科省国語審議会が定める常用漢字表の表以外の読みなので、あくまでも非公式、上記検索結果はあくまでも一例で、上記以外のものがあるかもしれません。


 現在、漢字検定準1級クラスの実力は付けたいもの、、、と、漢字の勉強を続けています。受験する予定はありませんが、あくまでも準1級レベルを目指すのなら実際の試験会場で出る問題もチェックしておこうと、webで公開されている過去問を検索してみました。

問題例 | 漢検の概要 | 日本漢字能力検定
 大問の(二)を見ると、「次の傍線部分は常用漢字である。その表外の読みをひらがなで記せ。」とあり、「表外の読み」って何よ?と調べたのが、上記の結果。


 今まで、準1級の場合、準1級の指定漢字940字が書けて、音訓を理解すればいいのだろうと思っていたところですが、常用漢字(漢字検定2級以下)の「表外の読み」も読めないとダメそうだ、ということがわかりました。


 ただし、「表外」だからといって、それが特殊だという意味ではなく、我々が日常で使っている用法の中にも、「表外」が数多く含まれており、改めて「表外」だと言われても、ああそうなのと、思うものばかりではあります。


 準1級の合格レベルは80%以上の正解です。
 上の過去問でチェックしてみるのも一興。


 常用漢字の「表外の読み」もリスト化しようかなあ、、、と思っているところです。


 なお、例えば四字熟語を書く場合でも、4字の中には2級以下の常用漢字が当然含まれることから、常用漢字をさらって確実なものにしておかないとダメなようです。