まいない 賂い
「賂い」という漢字はパソコンの漢字変換で出ないんですね。
まいない=賄賂のことです。
まいないは名詞で、動詞はまいな(う)です。
ちなみに、まいないは「賂い」のみですが、まいなうは「賄う」も「賂う」も、両方の漢字とも使います。贈収賄のとき「賄」を用いますが、熟語での使用というと賄の方が沢山あります。
また、「まかない」は賄いで賂いではありません、、、
軟膏のコウ。訓読みだと、膏える(こえる)になります。
なんで、「こえる」なの?と思って調べると、こえる=肥えるの意味とのこと。もともと、軟膏は柔らかい脂(アブラ)という意味。なので膏を訓使いすると、脂が身に付くという意味で、肥えるという意味になるようです。
「こし」、貴人が座って人々が担ぐ乗り物です。
坤輿万国全図(こんよばんこくぜんず)、イタリア人マテオリッチが中国に持ち込み、日本にも伝わった世界地図で、日本も記載されています。世界史の時間だったか、坤輿という字を見てなんでこういう名前なのだろうかと、不思議に思ったものです。
今、字義を考えると、坤は大地、輿も大地を大きな「こし(乗り物)」と見なしたことによる熟語のようです。
ちなみに、輿の訓、「輿い」は「おおきい」です。これも大地からの関連なのでしょう、、、。国民の意見を与論世論(よろん)と言いますが、古くは輿論(よろん)と書き、これも「大多数の論」という意味合いから用いられたようです。
凱歌(戦勝を祝って歌う)、凱旋(戦争に勝って母国へ堂々と帰ること)。単体で凱は「かちどき」、戦争の時の勝利の雄たけび。どちらかというと勇ましい意味のある漢字です。
ではこの訓読みは?というと、凱らぐで「やわらぐ」になります。
なんかイメージが繋がりません。強いて言えば、戦争が勝利に終わって平和な世の中になり「やわらぐ」という意味なんでしょうか、、、
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パタヤは非常に厳しい規制下になり、一昨日/昨日と将棋の王位戦を見ながら、漢字の勉強をしています。
日本は昨日から4連休とのこと、、、毎日がリタイヤで毎日が日曜日状態ですが、メリハリは付けていて、休日メニューは土日だけにしています、、、
ということで、漢字検定準1級、「常用漢字の表外の読み」を整理中。
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