外国人労働者の大移動
昨日付でバンコク首都圏の工事現場と作業員宿舎が閉鎖されました。
タイ政府によれば、作業員宿舎に取り残される労働者たちには1か月間の給与分の補償をするとのことでしたが、実際は50%は雇用主に支給されるようですし、残りの50%もいろいろな人の手を経ることにより、実際に労働者に渡るのは20%程度だとか、、、
昨日のSNSには、作業員宿舎に閉じ込められた作業員に対して、弁当が支給されたが400人収容されているのに50人分しか支給がない、、、など。
労働者の移動は厳格に取り締まわれているはずですが、タイ人労働者は荷物をまとめて郷里に戻っているようですし、下の写真だとカンボジア労働者を乗せたピックアップトラックがスリン県のカンボジア国境に向かっているとのこと。
ピックアップトラックの荷台が檻のように高く囲われています。
家畜運搬用だったり、パイナップルやスイカを運ぶためのものです。
結局、国境付近まで行ったものの、バンコクから運搬を請け負った人はそこで労働者たちを下ろしてバンコクに戻ったようです。
現地スリンの当局としては出国手続きをさせようと、入管事務所に彼らを「連行」したようですが、かつて同様の措置をして職員5人がCovid-19に感染したとかで、厳格な疾病管理を実施しているとのこと。
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