月が替わったので、日本のワクチン接種状況の勝手な分析

https://newsdigest.jp/pages/vaccine/
　今朝の時点で日本のワクチン接種回数は4491万回。

　ここ1カ月で2843万回、接種がなされたようで、累計接種を人口で割りさらに2で除すと日本国民の17.8％が2回の接種を行った計算になります。
（なお上記集計は、今日時点でのもので、実際には市町村等から順次遅れて、接種者数が報告されるので、数日のタイムラグがありますのでご承知おきを）

　6月は平均して95万回/日のペースで接種が進んだようで、仮に110万/日のペースで接種が進めばという計算が上表。上表は月末ベースでまとめています。

　8月末で45％､､､海外の状況を見ると、閉ざされた海外からの扉が開かれるレベルには達します。

　予想が上振れする可能性としては、職場接種や学内接種等がどんどん進むであろうとの点。7月8月は上振れする可能性が大きいと考えます。

　予想が下振れする可能性としては、例えば、イスラエルの状況を参考にすると、

https://www.bloomberg.com/graphics/covid-vaccine-tracker-global-distribution/
　50％程度から頭打ち状態で、現時点では58.7％。乳幼児等のもともとワクチンを接種しない年齢層もいますし、どの国にもワクチン忌避者はいるわけで、日本もどこかでは頭打ちになるというのが下振れリスク。ただしこれが日本で明確に議論されるようになるのは、9月頃からかな､､､とは思います。

コロナ 感染者数 世界 - Google 検索
　ちなみに、イスラエルは今の感染状況は200人程度で、最低10人程度までなっていたものが、若干上向き目になっています。

　ワクチン接種者が増えたことにより、イスラエルは開国しましたが、詳細を見るとワクチン未接種者が、開国によってもたらされた外来のウィルスによって、今現在、感染しているようです。いずれにしても、接種率50％くらいが頭打ちラインであっても、このグラフを見れば感染はほぼ抑えられるということがわかります。