将棋をAIで研究するということ
28歳の永瀬王座に挑戦する48歳の木村九段。
木村九段は前王位で、王位は18歳の藤井現王位に奪われたもの。
9/1から王座戦五番勝負が始まりました。
現在の将棋は「AIで研究する」という手法が流行っています。
口悪い人は「AIが示した手筋を暗記するだけ」といっていますが、実際には「研究」がどう行われているのか?
表記記事の中に、
―独りでパソコンと向き合うのは、つらい作業にも思えますが、、、という記者の質問に、
「AIは最善手を教えてくれるけど、なぜその手がいい手かは教えてくれない。結論を自分で導き出さなければならず、そこはつらいところ。ただ、やってて良かったと思う時はある。『あ、こういうことか』と、今まで分かっていなかった理由を発見した瞬間というのは面白いし、やりがいも感じます」と木村九段は答えています。
同様の問答を渡辺名人もされています。要は、研究=考えて理解することだと。
実際は『あ、こういうことか』が間違えていることもあるのでしょうし、AIが示した最善手を覚え込んで、実際の対局で指して対局相手を惑わす「研究嵌め」もあるようです。
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