今日の風向き
右の図を見ると、中国大陸で夏を過ごした鳥たちは、
2018年の場合はラオス山岳地帯で、
2019年の場合はタイ緬国境地帯で、
1-2週間程度の休憩をしています。
左は今日の風向きで、「風溜まり」みたいな四方から風が吹き寄せる場所があり、奇しくもその場所は上記2年の休憩地辺りになっています。
逆にいえば、現時点でも、その2カ所までなら、鳥たちは中国から南下できるわけです。
もしかしたら今頃、この2か所には猛禽類を主体とした渡り鳥たちが「溜まっている」かもしれません。
Web記事で検索すると、2020年の雨季明け(寒季入り)は10/22、2019年は10/17でした。例年ならあと3週間ほどで寒季入りとなります。
寒季の判断として、「最低気温が下がる」とニュース記事には書いてあるだけですが、実際には、北の高気圧がタイ上空に張り出し、パタヤの辺りでも北風が吹くようになります。
この北風に乗って、鳥たちは南下するので、その機に乗じた「ハヤブサの川」を見に行くためには、寒季入りを待つことになります。
ガイドブックには、観察好機は10-11月とありますが、実際には10月後半~のようですね。



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