タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

Pattayaでのリタイヤライフです。旅行/日常生活/ゴルフ/鳥見/タイ語学習

タイ国内旅行15 イーサンクメール遺跡を巡る ⑦

遺跡で入場料を取られるのは、必要なことと思っています。
 実際にはそれで清掃人を雇って、草刈が行われる程度なのでしょうが、遺跡がきれいに残っているのはありがたいことです。もちろん、付近の農民が勝手にマイ牛を引き入れて、牛に草刈りをさせるのもいいんじゃないでしょうか。
 寺院とか宿泊所は、基本、古代の道路沿いにあったのでしょうけど、大体、池が付属していますから、湧水がわくところだったのでしょうね。時代を経て、時の支配者が去り、原野に戻るにしても、道路際であり水場があれば、それなりに後世においても、利活用されたのだと思います。
 ただし、クメール時代の宗教は、時の支配者の宗教であり、多分、宗教者は公務員のような形で養われたのだと思います。時代を経て、タイが上座仏教(小乗仏教)化した後、仏教者は托鉢等で食を得なければならず、集落から付かず離れずの場所にサンガ(宗教者の棲家)を設けることになります。集落から遠いと托鉢が不便。近いと修行の邪魔。結果として、集落からあまりにも遠いクメール宗教施設は放棄され、集落にそれなりに近いところは、ヒンズー教が仏教に入れ替わる形で、現在では仏教の敷地内に遺跡が残る形で、伝わっているのだと思います。

宿駅遺跡。公務で出張する役人用の宿 手前に四角い池

きれいですね、乾季の冬でも水が切れないので、泉でも湧いているのかも。宿泊する旅人にとってはシャワーのようなもので、必需の施設なんでしょう、ちなみに芝がきれいに刈られていますが、牛のようです。点々と糞が落ちていました

スリンを代表するプラサートシーコラプーム遺跡、入場料50B。

まぐさ石も見事。

漆喰絵、コテ絵が残っています。鬼の横顔?

国道からふと見えた歩道橋

鋼3径間連続上路トラス、

タイって、橋梁中央に巨大な橋名板を設置するんですよね。手前に筋が見えますが、個々が橋脚直上なのでしょうね。荷重的に重いのだから、脚上に設置するのであればまだしも。