タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

Pattayaでのリタイヤライフです。旅行/日常生活/ゴルフ/鳥見/タイ語学習

Wat Phra Thart Pha Sorn Kaew→シーテップ遺跡公園

6時20分発。寺へ参詣。誰もいないというのは非常に気持ちよく、またちょうど太陽が昇ったところ、これもよし。寺の背面にかけて保養地が立ち並び、標高が高い分、涼しいわけですから、車を購入したのちは、保養地として数日単位で、泊りに来てもよい場所かもしれません。
 昨日はピサヌロークから山を上ったり下ったりして、昨日の泊地まで到達したわけですが、あまり高くまで上った感じがなかったのですが、今日はほぼ単調的な長い長い下り坂。やっぱり高かったんだと、納得。
 国道12号で下って、バンコクからくる国道25号に突き当たり、パタヤに帰るのなら25号に行くべきところ、そのまま12号を直進して、フアイトーン橋へ。タイ人の几帳面さというか、作るの苦労しただろうなあと、感じざるを得ない橋でした。
 フアイトーンから次の訪問地シーテップまではほぼ200㎞を国道12→25号と走るだけの今回最も単調な区間。時速70で走行車線を走っていました。路肩より走行車線の方が路面状況は良いですし、これが一番楽ですね。交通量が少ないので、後続車は追い越し車線で追い越していきます。
 シーテップ歴史公園は、一部情報の方によれば世界遺産登録との話もある中で、現地行ってみると、世界遺産には難しいですねという感じ。でも遺跡公園としては保存エリアが広く、再訪してもいいなという感じでした。

地面を水平にしたところ、二つの塔がちょっと斜めに。太陽を浴びて東側が光っています。

脚高50m、橋長180m、渓谷にかかる橋ですが、アーチ式ダムを作るような感じで作っています。日本だと新幹線がこんな構造を取っていますが、一般に平野部にかかる高架橋に使っていて、こんな渓谷にかける例はありません。
 斜面を切り崩して橋脚基礎を築き、下から順次コンクリート構造物を作り上げてくる。
12本の脚(縦3本、横4本)からなるラーメン構造を立ち上げて、その上にRCスラブを載せる構造ですね。日本だと多分、こんな面倒な作り方はしないと思います。でも計算するとわかりますが、面倒さをどう評価するかが課題ですが、こういう構造は安いんですよね。まあ、だから旧国鉄はこんな形式をたくさん作ったのですけど。

方形基盤1辺は64m。真ん中右に人が立っています、、、。大きさを感じてください。
高さは基盤の上、円墳のようなものの頂部で高さ20m。
なんか、中南米の遺跡を見るような感じです。タイの遺跡だと、近くにもうちょっと小規模なものが1基ありますが、他に同様のものはありません、非常に珍しいものです
 Dvaravati期という、クメール支配の前の時代のもので、民族も文化もよくわかっていない頃の遺跡だそうです。時代は8~9世紀、日本でいう奈良時代です。