星空撮影の機材購入
星空の撮影をしたいと思い、とりあえずはレンズを決めなければということで、
レンズだけを決めてタイから日本へ。
日本にいるうちに機材の大半を調達しなければと、遅ればせながら撮影のお勉強。
① フィルターの調達
今回買う予定のレンズ用に通常の保護フィルターとソフトフィルターを購入済み。
現在のCCD形式だと、光が当たった素子しか光を感知しないため、明るい星は明るく
映し出されるものの広がりはなく、星座が見えにくくなります。
それを解消するのがソフトフィルターで、人工的に星をにじませることができます。
これくらいがちょうどいい!星景写真の新標準・ケンコー プロソフトンクリア | 天リフOriginal
② 簡易赤道儀の調達
タイを出る時点では赤道儀の調達を予定していませんでした。
星空撮影の世界には、500ルールとか200ルールというのがあって、
500÷カメラの焦点距離の値が、固定撮影で星が点に見える撮影時間ということらしいです
現時点で調達予定のレンズは焦点距離24ミリなので、500としておおよそ20秒、
200だと8秒余りになります。
500はフィルム時代の数値だという人がいて、現代のデジタルカメラなら200なんだとも
調達予定のレンズはf1.4と明るく、またカメラも5000万画素のα1なので、
8秒でもいいかも、、、とは思うものの、銀河をまともに写した写真を見ると、
100秒とか120秒くらいは露光しており、基本的に赤道儀を使用しています。
例えば8秒で撮影したのち、ソフトで何枚もの画像を重ね合わせて星の光を合成する
という手法もあるようですが、ここは素直に星の周回移動を追尾できる赤道儀を
用意するのが妥当だろうと、簡易赤道儀は購入済み。
星空写真を手軽にランクアップ! スマホからも操作できる星空雲台「ポラリエU」 | CAPA CAMERA WEB
上掲写真のうち、白い部分が簡易赤道儀です。
③ リモートターミナルの調達
カメラを赤道儀にセットし、三脚の上に載せて撮影しますが、露出はマニュアル設定で、
シャッターボタンを押した時間だけ、露出ができます。
ボタンを押しっぱなしはきつい作業ですし、指で押すとカメラが動く可能性もあり、
手元でシャッターを押し、任意時間後にシャッターを閉じられるリモートターミナルを
購入済み。
④ その他の調達
レンズはタイで調達予定。
三脚は当面、現状のものを使うにして、あまりにも柔そうであれば、カメラを購入する際
三脚も購入予定。
星空撮影用のコンピュータソフトは種々あるようで、現在の現像ソフトの調子を見て
不足があれば、今後適宜購入。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。