三脚剛性のチェック
前回のタイ北部ルーイ県までの旅で星空に、人生で再度、目覚めてしまったため、
天体撮影に必要な所要部品を、前回日本一時帰国で5品ほど調達。
現時点でまだ、最も重要なSony α1用の広角レンズ(SEL25F14GM)は未調達。
今日は、現有の三脚で撮影が可能かどうかのチェック。
パタヤの花火大会用に買った三脚なので、見るからに柔な代物。
カメラはNikon CP950を載せています。重量的にはこれより軽く、
全体ももっとコンパクトになる予定です。
三脚に直接取り付いているのが、今回、日本で調達したポータブル赤道儀で、
星の周回移動を自動追尾できるものです。
現地では、北極星の方向に向けた後、固定され、その後、基本的に三脚の移動調製用の
ネジ等は固定したままで写真撮影は行われます。
ポータブル赤道儀の背面側からのぞいたものです。
赤道儀上部にのぞき穴(照準)が付いていて、この中に北極星を入れれば、
セッティング完了です。
北極星は真北ではなく、また随分と大きなのぞき穴なので、角度誤差は大きいようです
が、現実的には最長でも120秒程度の露光であり、かつ、広角レンズでの星野写真なので
精度的にはこんなものでも十分のようです。
セッティング精度を上げたければ、別途極軸望遠鏡を使うように推奨されています。
仮に手持ちの400㎜望遠レンズで星雲を長時間露光で撮りたいなどとなるのであれば、
その時点での追加購入を考えています。
また、例えばですが、中南米に鳥を見に行くとかしたときに、ついでに星もという時、
南半球には北極星のような天の極を示す星はないので、極軸望遠鏡が必須となります。
ちなみに赤道儀はVixen社製です。中学生の時に6㎝屈折望遠鏡で天体観測したのが、
星との最初の出会いですが、その時の望遠鏡もビクセンでした。
ポータブル赤道儀の上面に、別途自由雲台を取付け、それにカメラを載せています。
カメラを星の方向に向けるときには、自由雲台のネジを調整します。
カメラについては電子レリーズを購入しており、カメラに触れずにカメラ操作します。
現時点で、ちょっと触ると1秒以上振動して止まります。
ネジのゆるみではなく、全体剛性の欠如のようです。
電脳ビル・ツッコムで三脚を見てきました。タイで電脳というとスマホのことなので、
三脚もスマホでの撮影用がほとんど、フロア全体を探して、唯一に近いのがこれ。
あくまでも比較対象が、自宅にある柔な三脚なので、その辺は割引が必要ですが、
やっぱり触ってみると、自宅三脚が如何に柔かわかります。
これで2000B(7000円程度)。気持ち的にはもう一回りゴツイのが欲しいところです。
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