メシエカタログの分析
シャルル・メシエが作成した星雲/星団のカタログを、メシエカタログと言います。
欠番2つを含む110の星雲/星団リストです。
メシエは、18世紀から19世紀初頭、フランスの天文学者で、彗星と見分けるために、肉眼
でボワッと見える星雲/星団のリストを作成したとか。フランス人なのでフランスから見え
るものから取りまとめられているので、南半球の代表的星雲である大マゼラン星雲は選から
漏れています。
メシエカタログだと日本語資料も豊富ですが、NGCとかICなどの他のカタログだと、英語
ベースが多いのと、SNS等に投稿する機会があるとして、ちゃんとした英語で書きたいとも
思っており、まずは星雲/星団の名称から調べることに。
この表は、最初に挙げたリストから拾った英語~略語でとりまとめたもので、日本語資料
だと、小項目「銀河」は、より細かい分類、例えば、渦巻銀河、楕円銀河、棒渦巻銀河、レ
ンズ状銀河、矮小楕円銀河に分けることもあるようです。
散光星雲は、紫外線を受けて水素ヘリウムが励起して輝線を発している星雲で、日本だと
輝線星雲(diffuse nebula、emission nebula)、反射星雲(reflection nebula)という学術用
語がありますが、上記表だとBright Nebulaと、即物的な名称を使用しています。
ちなみに、「銀河」とあるのは、我が太陽がある天の川銀河の外にある銀河。
これに対して、星雲や星団は天の川銀河の中にある、星の集団。
手持ちの写真にメシエの星雲/星団をいれたもの。
冬の天の川銀河沿いなので、星雲とか星団が多く見えます。
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