タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

Pattayaでのリタイヤライフです。旅行/日常生活/ゴルフ/鳥見/タイ語学習

1997年のホテル火災

 パタヤの南、ジョムティエンのホテルで煙が発生し、100人以上の宿泊客が避難したとのこと。
 このホテルでは1997年に火災が発生し、「dozens of people」が死亡し、
現在では、名前を変えて営業しているとのこと。



 現在の名前はJomtien Palm Beach Resort Hotel
 前の名前はRoyal Jomtien Resort Hotel

Royal Jomtien Resort Hotel fire - Wikipedia


 火災が起きたのは1997年、死亡者は1週間後に亡くなった方を含め91名。
 ちなみに、日本のホテル火災として、ホテルニュージャパン火災(1988)があります。
 こちらの死亡者は33名。このホテルで如何に多くの死者を出したかがわかります。


 火災の原因は、1階調理場でのプロパンガスボンベの扱いミス。
 多大な死者を出した要因として、
・1982年から義務付けられた火災報知器/煙探知器が未設置
・非常口が閉鎖されていた。
 ← 宿泊料金を払わずに非常口経由で逃げる客がいるために、施錠していたとのこと
・可燃性の木材、ビニール製の家具が多く用いられていた
・建物が火災を分離/区画化する構造ではなかった
・消防署への連絡に15分かかり、救助隊の到着は30分を要した


 消火までに8~12時間を要したとのこと。
 また、バンコクから救援に向かたボランティア消防隊が途中での交通事故で11名死亡。
++++++
 巨大ホテルが立ち並ぶジョムティエンビーチの一等地に、古いホテルが建っているなと、
思っていましたが、火災のあったホテルは建て替えもせず、現在もホテル業を営業中のよう
です。普通、12時間も火災で焼かれれば、コンクリートはボロボロになるはずですがね。


 火災の教訓は、生かされているのだろうなとは思います。
 現在居住するコンドミニアムは、オール電化、裸火禁止です。
 探知機/水噴霧は設置されています、、、動くかどうかは別として。
 共用部はコンクリート/タイル張りで、少なくとも廊下や階段を伝って火が燃え広がる
ことはなさそうです。


 昨日、27階まで上り、ついでに屋上に出てみようと階段を上り、ドアを押したところ、
屋上に出られました、、、数秒後、ベルが鳴り慌てて扉を閉じて退散しましたけど。


 ちなみに、今回の「ボヤ騒ぎ」では、
 without any warning from fire alarms last night
 火災報知器/煙探知機等からのアラームはなかったとのこと。