喜んでいいのやら、、、
この記事によれば、パタヤの日感染者数は50人。
一時期、200人平均くらいで、ピーク時には400人はごく普通という状況に比べると、
状況は改善された、、、と思わせる記事です。
一瞬、喜んでしまいます。
ところが、チョンブリ県発表資料の先頭に書いてあるところを読むと、
新規感染者数として
PCR 203人
ATK 1973人
とあります。
冒頭の記事はPCR検査で陽性となった203人のみを報道しているわけです。
ATKすなわち、抗原検査の陽性者数を無視しているというか、あえて見ていないわけです
政府の報道資料も同様に、PCRとATKを並記していますが、主要メディアの報道もPCRの
人数しか報道文として報道していませんし、最終的に世界に発信され統計上に載る数字も
PCR検査陽性者のみです。
タイでの検査の扱われ方として、
① PCR検査を行っていた
② PCRは費用と時間が掛かるため、ATKを一次検査として使い、陽性者はPCRで検査する
③ PCRも行うが、企業等ではATKで実施、陽性で自宅隔離等を行い、PCRで検査はしない
① → ② → ③という時系列になっていて、実際の陽性者数はPCR+ATKが正解ですが、
現時点では、政府もメディアも、国民向けにはPCRの数値を主として使っています。
PCRの数値がそれなりに高めの時はそれでもいいと思いますが、現時点で、
PCR : ATK=203 : 1973と、ほぼ1 :10。
減った、減ったと、喜んでいいのか?
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