何故か子育て猫地蔵尊
大江戸線落合南長崎の駅を降りて新青梅街道沿いを歩くと100m程で猫地蔵があります。
私自身はどちらかといえば「犬派」で、猫は懐かない猫もいるので、、、
この先にサイトロンジャパンという光学メーカー兼光学機器販売店があり、前回4月の時
もこの寺の前を通り、ちょっと気になっていました。
訪問当日、15周年記念セールを行っており、時節柄、ネットで予約し時間割で入場制限が
あり、ホテルにスーツケースを置いたその足で来たため、予約時間には間があったため、
当日、東京は35度を超える暑さでしたが、ちょっと寄り道して探訪。
左)厄除 開運 猫地蔵霊場
右)?子育猫地蔵尊
この石標は時代を感じさせます。
地蔵堂があり、お堂そのものは新しいものでした。
あいにく施錠され、ガラス戸越しに覗き込むしかありません。
祀られているのは地蔵尊です。
地蔵堂だから当たり前といえば当たり前ですが、大型の地蔵尊が鎮座しています。
地蔵というと、小柄というか、子供サイズの大きさが一般的かなと思っており、
写真を見て改めて、大きさに驚いています。
左端で写真が切れてしまっていますが、古くからの地蔵尊があり、推察するに立派な厨子がありますが、この中に安置されているのでは?と思います。
周りには猫のぬいぐるみ、招き猫等が配置されていて、信者の方が奉納するのでしょうか。
平成になってから作られた和讃が石に刻んであり、由来みたいなものが書いてあります。
・文明9年(1477年)に政争があって、猫に導かれて太田道灌が福を得たため、
像を作って祀られ始めた。
・明和4年(1768年)に、貞節な女性の功績をたたえて猫面地蔵が作られた
江戸といえば太田道灌であり、猫に救われたという伝承があったようです。
「猫面地蔵を刻みたり」とあるので、古くからの地蔵尊は猫の顔であるようです。
「猫面地蔵」をネットで調べると、多くのサイトが見つかり、特別開帳の時に撮影された「猫面地蔵」の写真が、下記サイトに載っています。
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