もう冬の星座が出現
バンコク近郊までベニスズメを見るために起きたのですが、何となくバルコニーへ。
自室から見えるのは南天で、雲間に土星と「みなみのうお座」の一等星フォーマルハウト
しか見えず、まあこんなものかなと。
雨雲レーダを見ると南方に雨雲があり、南天だからこの影響で雲があるのだろうと考え、
じゃあ北天は?ということで、27階展望フロアーへ。
「上にいくエレベータだよ」と言ったものの、同じ階からご婦人連れが乗ってきて、
手持ちの瓶からアルコールを飲んでいます。さすが20階を過ぎるくらいで気が付いた
ようで、、、。
27階で女性から「バイバイ、ナ」と言われてバルコニーへ。
朝の4時、パタヤらしい情景です。
エレベータホール直結なので、ここの電球は消えないのだろうなあ、、、
寝ぼけ眼ということもありますが、ホント明るいです。
27階なので遠くまで見通せ、オレンジ色はバンコクに向かう高速道路照明。
この光は電視観望の際にはデュアルバンドフィルターでカットできるので心配していない
のですけれど、見た目は非常に明るい風景で、こんな空の星を見るの?という感じです。
火星がオレンジ色に明るく輝き、冬の星座を繋ぎ合わせられる程度の星、
3等星程度まで雲間から見えます。
アルデバランはおうし座の一等星です。
(ネットから借用) プレアデス、和名「すばる」
空にはポツポツとしか星が見えないので、どのあたりを見ているか初めはわかりません。
10倍70㎜の双眼鏡を手持ちでザーッと掃天していると、すばるがきれいに見えました。
青白い星間雲までは見えませんでしたが、8等級くらいまではしっかり見えます。
ああそうか、冬の星座が見えるんだと、この時気が付きました。
口径6㎝の望遠鏡が一般的な入門用望遠鏡であり、それを上回る口径70㎜でかつ鏡筒が
2本ついている双眼鏡なので、それはそれはよく見えます。
あとまあNikonなので視野隅々まで変な色のない、いい双眼鏡です。
オリオン座、おうし座、ぎょしゃ座。
4月頃まで南天で見えていた星座が、もう上がってきています。
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