タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

Pattayaでのリタイヤライフです。旅行/日常生活/ゴルフ/鳥見/タイ語学習

タイ国内旅行02 チャチュンサオ ピンクのガーネシア③

2番目の目的地、バーンマイ市場(バーンは家、マイは新しい)、中国移民が作った市場です。なぜ新しい家なのかというと、1902年の大火で市場が全焼したそうで、その時点で家を新しくしたので、バーン・マイ。パリのポンヌフのようなネーミング。地元ではタラート・ロイビー(タラートは市場、ロイビーは百年)とも言われています。
 川に沿って作られ、また川に注ぎ込む支川を橋で乗り越えて続き、規模の大きな市場です。売り子さんがどっかのおっさんなわけです。そのおっさんが商売っ気まったくなしで、店開きしています。中には由緒ありそうな店構えもあります。
 ちょうど時間を昼食に合わせたので、バーン・パコン川の流れを見ながらの食卓。一人旅なので川際は他の客に譲りました、、、が、対岸の風景を見ていると、メコンデルタとか、サイゴン川を思い出します。

チャチュンサオのソンテウは白で、対距離制運賃のようです。タイ人も料金がわからず、運転手に確認していました。乗り継ぎ2回目の時、40Bだして7Bのお釣り。

入り口だけ、観光地風ですが、中は庶民のための市場です

入り口の間口は狭く、歩道を歩いてきたら、そのまま通過してしまいそうな感じです

アーケードですね。武蔵小山商店街(東京大田区)みたいな構造になっていて、屋根は2段重ね、明り取りが付いています。日本だと消防法で×なのでしょうけど、レトロ感満載

民家なのか、食堂なのか

こういった、ちゃんとした店構えの商店もあります

喉が渇いたので、一番左の、濃緑ジュース。店のおじさんは、画面中央上の緑の葉っぱ(細かい歯が折り重なるようにグジャグジャになっている)を指さし、「これが入っている」と。にがい・まずいジュースでした。まあ、ちょっとは健康のためになるような感じ
15B(50円)

焼きバナナ。美味そうですよね、サツマイモを焼いたみたい。
でも、昼食を控えていたので、今日はパス

タンブン(喜捨)用の小魚。小さい魚だと一すくい10バーツ、大きなナマズだと50バーツ

川に向かって、パイプが設置されていて、上端から魚を落とすと、川に流れ出る仕組み、、、、
 生き物の命を救うという、喜捨。実際は、川の中に網があって、また売られる運命?なんていうことはないのでしょうけど。

ベトナムでよく見た米粉のお菓子
ホイアンなど、中国の影響が色濃い町で名物でした

今日の昼食場所 店頭にソムタム用の道具

全に逆光ですが、意外と広い川幅のバーンパコン川。昔は、タイランド湾に向けて、コメの輸送などに使われたのだと思います。東南アジアでコメの流通を牛耳ったのが中国系、華僑と呼ばれた人たちで、ベトナムのコメ、タイのコメ、、、を中国人同士の信頼取引で売り買いしていました。金とネットワークのないタイ人やベトナム人にはできない仕事で、結果的に、中国系が経済を支配することに。

対岸ですけど、ジャングルですよね。
 ヤシを栽培していましたが、櫛の歯のように、溝を掘って、溝と溝の間にヤシの木を植えていました。水はけが悪いのでしょうね。
 バーンパコン川は、タイを大きな目で見ると、バンコクのあるチャオプラヤ川デルタの一番東側に位置しています。方向的にはこのジャングルの奥の方にパタヤがあるわけですが、パタヤはどちらかというと乾燥した土地柄なので、まったく見慣れない風景です。

ガイヤーン(鶏の炙り焼き) あめ色に出来上がっています。
どのテーブルも、ガイヤーンを注文していました

ガパオムウカイダオとソムタム どちらも手抜きのない辛さ。ガイヤーンとペットボトルの水を合わせて160bB。一皿50B見当。値段も安いです。食後、汗びっしょりです。

イカゲソの干物を火であぶったもの。
一串10B 。食後、かじりながら、さらに市場をぶらぶら

無料の休憩スペース。
市場を歩き疲れた人たちが、椅子に座っています

チャチュンサオからパタヤへの帰りは、このミニバン、ロットゥーで帰りました。
 いやはや、大変なロットゥーでした。街と街の間だと120km/hくらいの速度。
全ての交差点で左折用の左車線に進入し、先頭車両の前に割り込んでいました。
それでも、往路は350B、復路は120B