天頂カメラ
季節は移り変わり冬の星座も見え始めていますが、拙宅は南南西に面しているため、オリオン座がコンドミニアム屋上部から姿を現すのは午前4時頃です。
まだ雨季は明けていないので雲の多い星空ですが、不思議と天頂部が晴れ上がっていることが多く、手すりにリクライニングシートを寄せて双眼鏡で観望しています。
現況、仰角67度以上だと望遠鏡での観望は出来ませんが、固定かつ短秒露出で電視観望できないか検討した結果が、以下の通り。
最初、手持ちのモバイルポルタ経緯台で同様の機構を試しましたが、揺れを抑えられませんでした。
カメラを手すりの隙間から外につき出せば、バルコニー庇に被ることなく写真撮影出来ます。突き出すだけならテーブルの上に載せればイイじゃん、というのがこの写真。
ちょっと、ごてごてと作り込み過ぎた感はあります。
可動部は2か所あり、根本側は球座になっていて、実用上十分な可動域があります。
先端側を触るとカメラ取付を緩め落下させる可能性もあり、画角調整は根元側で行います。先端側はカメラが落ちずらいように、カメラブラケットシューを90度曲げて付けていますがこれだけでは不安なので、使用時にはヒモで各所を縛りフェールセーフ対策をします。
写真の状態で静的なバランスはとれています。
しかしこのままだと軸回転(=転倒)しやすく、またねじり剛性も不足しています。
また反省点として、当初案のモバイルポルタ添架スタイルに拘り過ぎています。
ということで現時点での改良案を検討中。



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