昨晩の星見
昨晩は午後9時頃と、午前1時過ぎの2回、電視観望。
天頂方向を見ていますので、パタヤの光害が薄まっており、かつ大気の厚さも薄いので微恒星まで写っています。
上記写真は画像を拡大してみています。
天体カメラを固定しているので、一コマの秒数を長くすると星は流れて棒状に写ります。
天文界隈には200ルールというのがあって、200 ÷ レンズの焦点距離以下の秒数であれば星は点像としての許容値に収まるというもの。これはフルサイズセンサーの場合。
今回使用しているのはNikkor50㎜とフォーサイズセンサーの天体カメラなので、計算すると2秒となります。
上記は一コマ1秒で81フレーム重ね合わせたもの。200ルール以内に収まっているので星は点として写っています。
上記は一コマ2秒で84フレーム重ね合わせたもの。200ルール以内にギリ収まっているのでこれも星は点として写っています。
昨晩の結果だと、200ルールを守る限り星は点に写るということがわかりました。
昨晩は時折雲が流れる空模様なので上記画像では比較判定できませんが、例えば、総露光時間を100秒としたときに、1秒×100枚と2秒×50枚の違いはあるのか?どちらがよい画像になるかなど、今後の検討になります。
昨晩のシステムで、三脚を用いた天頂方向の空を写すシステムです。
ギリギリ手摺位置までカメラを追い込みました。これで仰角70度方向まで撮影できます。
課題もあり、三脚から見ると前側に突き出した形になるのでバランスが取れていず、取付部をキツキツに締めないとすぐガタンと回転してしまいます。
利点としては、立ったままの姿勢でカメラの位置補正ができるので、操作が楽になります
昨晩これを使っていながら、改良版を思いついたので、今日は部品を買い込み、今晩以降の撮影に臨む予定です。
昨晩も雲に悩まされ、午後9時段階だと機材調整をしているうちに雲が出てきて、おしまい。午前1時の場合は、記録写真も撮れないうちに雲雲雲。
ちなみに気温23度で風もあり、久しぶりにジャージのズボンをはき、日本仕様の長そでを羽織ってバルコニーに1時間ほど。
その後、雲の映像だけ見ていてもしょうがないので、カメラセットをそのままバルコニーに置き、天体カメラからの画像データをUSBの延長ケーブルを2本つないでベッドまで延長、携帯パソコンを横に置きながら、ネット記事を読んでいましたが、そのうちに寝落ち。





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