天頂カメラ 第3次案
なぜ天頂カメラにこだわるか、、、ですが、
・東から昇る冬の星座(オリオンなど)が屋上から顔を出した段階で電視観望したい
・タイはまだ雨季で、薄雲に覆われることが多く、天頂方向はその影響が少ない
・パタヤは光害地で仰角が低いとその影響は顕著。天頂の空は比較的暗い。
まあ実際のことを言えば、これから冬に向かい、順次空の状況はよくなり、オリオン座も無理せずに見える位置に来ますが、何事にも旬があり、なるべく早く電視観望したいという思いから、天頂方向に特化した機材を作っているところです。
これは天頂カメラ第2次案。
樹脂製の重さもずっしりとした板の先端に天体カメラを付けたもの。
構造としてはいたってシンプル。
安定した台の上に載せ、手すりの隙間から突き出して、バルコニーの庇をかいくぐって天頂方向の対象を電視観望するもの。
問題点として、カメラの方向を微調整しようとすると手すり越しに作業することになり、作業姿勢が厳しくなります。一々、手前に引き戻すのも大変。
第2次案をベースに、板を縦遣いし手持ちの経緯台に載せたもの。
これはモバイルポルタ経緯台ですが、三脚の構造上、カメラが載る位置までの距離(アーム長)が長くなり、かつ、経緯台の構造も柔で揺れやすそうです。
手持ちのAZ-GTi経緯台に載せたもの。脚を縮めて可能な限り手すりに近づけています。
経緯台自身に脆弱な部材がないのでガッシリしています。
安全を考えて、カメラと反対側にカウンターウェイトを載せています。
カメラ周りの作業をするときは、板をぐるっと手前に廻して作業します。
立った姿勢でかつバルコニー内で作業ができますから、安全安心楽ちんです。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。