パタヤ 銃武装の5人組がプールビラに侵入、1名重傷
午前7時過ぎ、灰色のTシャツを着た男が、パタヤの南ジョムティエンのプールビラの各部屋をノック、スマホを示して写真の男を見たことがあるかを尋ね回りました。
すべての客が首を横に振った15分後、最初の男含め5人が車で押しかけ、駐車中の車に手あたり次第乱射。
その後、ある部屋に無理やり侵入、今度は銃を突き付けて「写真の男を知っているか?」と。否と答えると、同室の男性をトイレに連れ込み流血するまで殴打。
犯人グループは被害者たちから身分証明書を奪って逃走中とのこと。
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家庭内紛争で銃が用いられることが多いタイ。多くが麻薬やアルコール絡みです。
この事件はグループ抗争か、商談のもつれなのか。日本だと8・・がたまに競争相手の組事務所に弾を撃ちこむくらいですが、タイだと銃器を使った脅し、抗争が絶えません。
学生同士のいざこざで銃が使われることもよくあります。
タイの警察は、タイではある面特権階級で、政治的な力は強いですが、麻薬とか銃器について抑え込むことは出来ていません。タイは陸路で4か国と接していて、政情不安定な隣国も多いため、麻薬も銃器も流入を防ごうとしても難しいのでしょうし、一度広がってしまうと撲滅はさらに困難。
唯一の可能性として、タイで急速に進む少子高齢化。
あと10年20年で相当程度、平均年齢が上昇し、人口が減少し、タイ人のワサワサした性格が収まる可能性があること。
ただし、その間も隣国からの不法越境者は増え続けることが予想されるので、国全体としての不安定感は変わらないのかな?

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