昨晩の星見
昨晩も2時間おきに夜空チェック。
午前1時半の段階で、低い雲と高い雲があり、星はゼロ。
この段階ではバービア街も絶賛開店中で、大音響がこだましていました。
2時間後、午前3時半起床。
手前に雲があるものの高い雲は無くなり、星空がモザイク的に見えているので電視観望。
一昨晩が約1週間ぶりで、昨晩は二日続けてなので、望遠鏡の準備などは流れるように進みセッティング完了。何事にも慣れが必要のようで。
何分、雲間を選んでの電視観望であり、途中でアラームが鳴って「スタック(写真合成)できない」という警告が出ることが度々。この場合ほとんどが雲の来襲。
ちょっと待って、スタック可能の緑色表示が出ない場合は、そこで電視観望を打ち切り。
これは一昨晩も電視観望したM42オリオン大星雲。
QBPフィルタというオリオン星雲を光り輝かせている光の波長のみを通すフィルタを使っているため、星雲周りの「分子雲」の広がりが見えます。
また、一昨晩はあぶり出せなかったランニングマン星雲が微かに出てきました。
場所は右中段上辺り。
全体的に白い靄が懸かっていて、走る人の姿が黒く見えます?
C50いっかくじゅう座のバラ星雲。雲来襲のため露光5分。
これもQBPフィルタ使用。一昨晩に比べるとバラの花の中のディテールが出てきました。
ただ時間が少ないので次回はもっと時間をかけたいところ。
燃える木星雲と馬頭星雲
これも一昨晩の雲まみれに比べると画面は向上しましたが、まだまだ。
ただしよく見ると、馬の顎辺りが見えています。
このときはコントラストが付きにくいComet BPフィルタを使っていました。
QBPフィルタは赤い星雲をより際立たせるフィルタなので、次回はこの星雲でも使いたいと思っています。
とも座C71散開星団(左)とNGC2451とMGC254(右上のオレンジ色の星の下辺り)
C71は約300個の星の集合体で、wikiによれば「全天でトップの散開星団の一つ」とも。
年齢は約7億歳だそうで、太陽の48億歳に比べると随分若い星々です。
この辺りは系外銀河がウジャウジャあるところ。
ただしNGCカタログに載るような近くて明るい銀河ではなく、遠い銀河ばかり。
図中のPCGはCatalogue of Principal Galaxies、これでも「主要な銀河」あり主要でない銀河は数知れずあります。
M45散開星団、プレアデス(すばる)です。
ちょっと味気ない写真だと反省。
ここまで倍率を上げたのは星の周りの分子雲(星の卵たち)を写したいものと思ったからですが、パタヤの空と短い露出時間だとムリのようです。
うさぎ座のM79球状星団。
雲がないところを選んで望遠鏡を向けているので、オリオンの足元にあるうさぎ座。
順序が完璧に逆になっていますが、これが昨晩最初に見た天体です。
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