タイ 海外観光客1000万人を超える
タイ政府はかねてから、12月10日前後に、タイを訪れる海外観光客が年初から1000万人を超えると発表されており、空港での記念行事を予定しているとのことでした。
首都近郊のスワンナプームで記念式典だろうと思っていたところ、パタヤのウタパオ空港で開かれたようです。
ウタパオには現時点で2便/日のロシアからの臨時便が飛来しており、12/10到着のロシア人たち全員に特別な観光パッケージが提供されたとのこと。
記事では、「進行中の制裁と制限により、ウクライナとロシアの間で進行中の軍事行動により、多くのロシア人訪問者が国際的に旅行できる場所が制限されていますが、タイはこの紛争で中立を維持し続けています」とのこと。
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タイは弱小国で、中国、米国、ロシアなどの顔を見ながら外交を行っていて、国連などでは中立というよりは「棄権」で態度を明らかにしていません。
そういった中、紛争の一方の国から、他国に侵略している国から、戦争で日々国民が死んでいる国から、観光客を受け入れているわけです。
隣人が外国への侵略酌戦争に駆り出されているなか、「平然として」南国へバカンスを楽しみにやってくる人々も、、、です。
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https://www.pref.aichi.jp/ricchitsusho/gaikoku/202207bangkok.pdf
タイはCovid-19前まで順調に海外観光客数を伸ばしていて2019年には4000万人をこえていました。実際には2019年末ごろから中国で新型の病気が流行っているらしいとの報道があり、2020年年初の春節では中国客がマスクをしてタイに訪れ、アレアレと。
2023年、今年の最終月で1000万人越えということでやっと往時の1/4にまで回復したことになります。
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