タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

Pattayaでのリタイヤライフです。旅行/日常生活/ゴルフ/鳥見/タイ語学習

パタヤ封鎖解除に関するドタバタ

現在、パタヤは封鎖されています。当初は3週間、期限は4/30まででした。


 第1回目封鎖に失敗し、2回目は延期し予行演習しなどとやっているうちに当初予定より1週間遅れて封鎖開始。この時点でパタヤ市からは明確な終了日時のアナウンスはありませんでした。ニュース報道も終了についてはまちまちで5/7と、当初予定の3週間を考慮したものや、日本語ニュースサイトの中には期待も込めてなのか4/30までとするものなどありますが、多くは終了日時には触れられていませんでした。


 何回か書いていますが、現時点で国民生活に規制を加えている根本法は緊急勅令でありそれを受けての非常事態宣言であるため、この期限が現時点で4/30となっているため、4/30を超えてパタヤ封鎖指示をできない、、、ということが背景にあり、国や県が当初の予定通り3週間、すなわち5/7まで封鎖すべきと考えていても、法に基づいた決定ができないということなのだと思います。


 そういった中、昨晩、お騒がせなレターがチョンブリ県知事から発出されました。

 チョンブリ県知事は先ほど、パタヤ市封鎖を5/1以降、サスペンド(一時停止)する
という文書に署名したとのこと。「解除」ではありません。


 文書発出と各機関の報道、SNS投稿、、、時系列が不明ですが、昨日午後から夜にかけて、「パタヤ封鎖4/30解除」、「中央政府から打ち消しコメント」、「チョンブリ県知事釈明」など、様々な情報が錯綜しました。


上記はタイのNHKに相当するThaiPBSの記事。写真に貼り付けてある「ไม่ปลดล็อก」は、「ロック解除しない」(時制は不明)です。
 記事によれば、パタヤには年間2000万人の観光客が来て、税収もチョンブリ1番であるが、商業観光施設が閉鎖され住民は困窮している。一方でパタヤ市は延べ31名の感染者を出しているがそのうち16名は外国人旅行客であり、外国人の流入は感染者撲滅の妨げになる、、、とあり、パタヤ市では関係各方面と協議を進めており、4/24にチョンブリ県の全体会議で状況を説明する、、、とのこと。


 ここからは個人的感想ですが、チョンブリ県はだんだんと感染発生は収まってはいるものの、直近1週間では計3名ほどの感染者が出ており、毎日の保健省の発表でも、赤で塗られた県なので、5月1日からパタヤの閉鎖が解除されることは無く、当初の予定通り「防疫上の要件」から決定されたであろう3週間後の5/7前後だと、思います。
 
 商業娯楽施設の閉鎖解除(ただし、厳格な衛生管理下で)は、封鎖下にあるパタヤと、それ以外のチョンブリ県でメリハリがつくかもしれませんが、直近の感染患者は、パタヤ以外のチョンブリ県で発生しましたので、これもパタヤ封鎖解除以降ではないかと思います。