タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

Pattayaでのリタイヤライフです。旅行/日常生活/ゴルフ/鳥見/タイ語学習

タイ国内旅行12 スパンブリ線完乗+アユタヤ①

2019年11月9日~10日
土曜午後からの1泊2日の旅。初日の目標は、タイ北部旅行に向けたのバスチケットの確保とスパンブリ線乗車。
 チケットは希望日のものが取れスパンブリ線には乗れたものの課題も残りました。
 最大の課題は「スパンブリ線の切符が買えなかった」こと。駅でスパンブリ行きの切符を買うと、15時台の切符が渡され、次来る列車に乗りなさいと指示され、すぐに列車が入線。ホームの整理員に切符を見せると「この列車だ」と言われましたが、スパンブリ線は17時発のはず。遅れることはあっても早く来ることはないだろうと思い、車両横の行き先表示を見るとウボンラチャタ二行き、カンボジア方面の列車。列車を見送って椅子に座って切符を見ると、サラブリ行きの切符。
 乗らなくてよかったと、改めて切符を買いなおそうと窓口に行くも、スパンブリが全く通じず、一度は了解され渡された切符を見るとファンブリ行き。最後、グーグルマップを見せて、なんだスパンブリかと。
 だから最初からスパンブリって言っているでしょ、、、。多分、スとンとブの発音がマズかったようです。

1週間後くらいに、タイ北部へのバス旅行を考えており、どうせ行くなら楽していきたいし、窓側の席を取りたいし、ということで、バンコク北BT=モーチットターミナルでの切符購入が今回の旅行の主たる目的です。単に予約作業のために、バンコク往復するのではつまらないので、週末の1泊旅行を計画したという次第です。

川に囲まれた島状の都市、世界遺産アユタヤの地図です。
 今年6月に、4日間もアユタヤに滞在したわけで、もう見残したところはないだろう、、、と、最初は思っていました。でも前回のアユタヤ行の季節は酷暑期、徒歩中心で回ったので、1日4時間くらいしか時間をかけておらず、図に示すような赤丸と青丸の寺院群を見逃していました。
 どちらも半日程度の規模なので、今回は赤丸を回る予定です。

ミャンマー国境のメーソットまでの切符 VIPバス。通常料金225Bにプレミア405Bが加算。窓側指定。「窓ってなんだっけかな」、でもウィンドウで通じました。112は乗り場の番号。バスの切符には名前が印刷されます

バンコク北BTの入館管理。この女性は荷物とともに通過、キンコンキンコンなるも係員注意せず。ちなみに小生も、荷物をX線に通しませんでした。もちろん真面目にベルトコンベアーに乗せる人いて、それはそれでちゃんと検査されます。

豚野菜スープとカオマンガイ。ざっと数えて1か月振りくらいのご飯(米の飯)

銀行各行のATM。タイではまだ他の銀行のカードではATMを使えません。人口は日本の半分の国です。銀行間のプライドというか、意地の張り合いがあるのでしょうか?

これ、荷物が主体のバスです。タイは乗客以外の荷物をバスが運んでおり、通常の定期便に荷物が載せられます。通常荷物は、床下に入れますが、これを見ると、フォークリフトで載せていますから、乗客用シートが荷物用に置き換わっているのでしょう。
 乗客が乗るスペースがあるかどうかは不明。バス会社だからと言って、バスを荷物用に転用するより、トラックを使った方が、効率が良いとおもうのですけど。

国鉄バンスージャンクション駅から乗車。バンスー駅の正面が、新たにバンコク中央駅となる新バンスー駅です。開業は21年まで遅れたようです。

現バンスー駅前には、新しいバンコクの顔、国鉄中央駅前を期待してか、巨大ビル群。ちなみに、現時点でも、日本の援助でできたバンコク地下鉄が通じており、中心部からのアクセスは確保されています。

手前がバンスージャンクション駅の1番プラットホームです。切符売り場が2番ホームにあります。タイ国鉄では珍しい形式です。日本でもないですよね。

ちなみに、広場に面した1番ホームは、ずらっと店舗になっています。ホームの屋根というより商店の屋根になっています。一番線は使っていない感じです。

ほぼ定刻に到着のスパンブリ線。4両編成でした。17時バンスー発、スパンブリには20時04分到着予定

バンスー出発時、それなりの乗客数(後ほど紹介する状況に比べて、という意味)。
 一日一便、最初は国鉄南線を走りますが、南線の時刻表を見ると、バンスー発下りは、16時、17時、17時半、18時となっていて、要は夕方のラッシュアワーの時間のはずが、こんな程度でしか利用されていない、という悲しい現実。

今回の旅行の友は青チャ。今取り組んでいるのは駿台の数Ⅲですが、数Ⅲだとノートとペンが必要なので、頭の中だけでできる数ⅠA、単元だと統計とか場合の数。

5時半過ぎ。熱帯の太陽が沈む時間。

沿線の中核都市ナコンパトム。タイで一番大きな仏塔がある街として有名で、ここで大半の乗客は降りていきました。

国鉄南線との分岐駅、ノンプラドックは日本軍が泰緬鉄道のために作った駅ですが、スパンブリ線もここから分岐します。この駅で小生以外のこの車両の客はすべて降り、この車両にただ一人。
 距離にして78km、時間にして1時間半以上、たった一人、列車全体でも4人程度で、最後まで乗車したのは小生のみ。保線は割合とよいのですが、樹木が生い茂る中を通っており、バリバリと枝をかき分けて進みます。また踏み切り遮断機も壊れており、交差道路に近づくと原則、停止して、車が止まっているないしは車がないのを確認して通過。

ボックス席から、全体を見渡せる席に移動、正面に日本のお城風の絵が描かれた広告

城がゆがんでいます。アルファベットで「はなみ」と書いてありますが、「は」に゜か、〝がついています。

精神的に滅入ってしまった1時間半を耐えて、時刻表上の終着駅であるスパンブリ駅到着。清掃の少年と、なぜか乗客が乗り込んできました

通路で背を見せているのが清掃員の少年たちです。青白縞シャツを着ている男性と、子供、そして、奥さんがなぜか、終着駅から乗り込んできました。盛んにスマホ撮影をしているので、夕涼みにでも来たタイ人なのでしょう、、、、
 ということで、小生は時刻表にも地図にも載っていない、本当の終着駅まで乗車。
 ノンプラドック駅をでるとすぐ、車掌が残っている客に「どこで降りるのか」と聞きに来ました。小生はマーライメンと。車掌もマーライメンだなと確認し、この列車が本当の終着駅「マーライメン」に行くことの最終確認が取れていました。

マーライメン駅到着。列車は、小生を下ろした後、スパンブリ駅の方へ、逆走していきました。多分、スパンブリ駅が国道から離れた位置にあるため、線路を国道直近まで延伸し、そこで車両を折り返すようにしたのだと思います。国道まで数十m。ホテルまで国道沿いに10分ほど歩いて、無事ホテル着。