タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

Pattayaでのリタイヤライフです。旅行/日常生活/ゴルフ/鳥見/タイ語学習

警察によるゆすり③

警察の主張
・拘束時、彼女は酔っぱらって、警察に悪態をついた
・所持品検査で、タイでは違法の電子タバコを所持していた
・ビザは正規の書式ではなかった
・CCTVの調査では、警察官が彼女を死角に引き入れ「解決金」を要求した事実はない
・彼女のタクシー運転手、目撃者は警察の主張を裏付けている
・彼女の主張は、タイの非常に厳しい誹謗中傷/名誉棄損の法律に抵触している


タイ人女優の本件被害者の主張
・拘束時、酒は飲んでいなかった
・電子タバコについては言及無し
・ビザはアライバルビザで正式な窓口で発行を受けたもの
・一人当たり27000バーツの「解決金」を要求され支払わざるを得なかった

 プラユット首相は、本件に対して完全な調査を求めており、警察の主張をどこまで調査するか注目されるところですが、メディア曰く、
「彼女のインスタグラムのフォロアーは大勢いて、本件について解決をうやむやにすると、台湾からの観光客全体に影響を与える」としています。


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 タクシー運転手は警察に事情聴取されれば警察の言いなりでしょうし、目撃者なるものも本物かどうか、、、実際、車両検問所での目撃者って誰?という感じです。


 私自身の感触として、ビザ不正、電子タバコ所持、、、などの行為があったなかったは別として、警察による金品の要求はあったのだろうと思います。警察内のCCTVをいくら調査しても、そんな状況のデータを残すわけでもなく、また死角で取引するのでしょうし、、、


 なぜそう思うのかといえば、警察が主張するように、
・間違ったビザを所持していた
・電子タバコを所持していた
 ということが事実であり、一旦、警察署に連行されたわけだから、警察として所定の手続きにより、何らかの処罰をしなければならないわけです。
 しかるに、被害者は警察署に2時間ほど留め置かれただけで解放されているので、その間に金品の要求がなされ、それを支払ったことにより解放された、、、と見るべきなのでしょう。
 ビザ不正や警察に対する抵抗などで留置、裁判沙汰になることはよくあることであり、金のない人間は基本、裁判所送りになっています。そうならなかったのだから、テーブルの下の解決金があったと見るべきなのでしょう、、、