午後7時、中天に月が見えましたが、ベランダ越しの撮影になるため、月用撮影セットを持って、駐車場へ。
　観光客の群れが前や後ろを通っていく中、20分ほど撮影。

　三脚を設置してカメラを取り付けるだけなのでセッティングには時間がかかりません。

　ただし、ピントはAFでは合わない（ピントが前後して一定しない）ので、MFにしてピントリングを様々変えて撮影。
　普段だとファインダーを覗いてピント合わせしますが、ほぼ90度上空なのでファインダーを覗く姿勢が厳しく、背面モニターで調整しますが、ファインダーほどジャスピンで合わせられません。

　50枚ほど撮影してピントが合ったのがわずか2枚。
　ピントずれもありますし、薄雲が月面を通過しているので、それによる画面の揺れもあるようです。

　仰角45度程度だとそれほど影響ありませんが、ほぼ90度近く仰角を上げると、カメラの重心が架台中心軸にあっていないとフリーストップ状態を確保できないので、常に片手でカメラを支えながらの撮影。

　今後のことを考えるとカメラバランスの調整が必要のようです。