チェンライから盗難バイクを密輸出
チェンライ県でのこと。
隣国ビルマとの国境となるメーサイ川のタイ側の岸辺で、国境警察が不審者を見かけ誰何しようと車両から降りたところ、男4人がビルマ側に逃げ、真新しいバイクが2台乗り捨てられていたようです。
バイクにはカギが差し込まれていて、南部スラタニ県で女性が購入し頭金が払い込まれた証明書が、もう一台は東北部シーサケット県在住の男性のIDカードの写しがそれぞれ、座席ボックスに入っていたとのこと。
タイの交通検問では、運転手の免許証、車税の支払い証明書、車検証をチェックされますが、バイクや自動車は多くの場合、月賦で購入するため、支払いが滞ったときにすぐに現品を回収できるよう、所有者は販売会社/金融会社名義になっています。
前者のバイクは名義は別だが月賦支払中であるという証明書。後者の場合は交通検問でIDカードがチェックされるので、その写しがバイクに装備されていたわけです。
ともあれ、上記現場とスラタニ県は約1600㎞離れており、タイ国内に盗難バイクの売りさばく組織があり、またこれが麻薬の密輸組織と繋がっているとのこと。
麻薬代金の対価としてビルマで重宝されるタイ産のバイク用いられていると警察は考えているようです。
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私のバイクはもう5年を超えていて、今のまま使い続けるか、そろそろ買い替えるか、ちょっと悩んでいるところ。盗まれないように気を付けないとダメですね。

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