僧侶の誕生日会でクレーンの上から60万円をばら撒く
ゾウ使いの部落があることで有名なタイ北東部スリン県の寺院でのこと。
寺院に住まいする僧侶の46歳、出家24周年を祝うパーティがあり、「カーテンで覆われたボクシング リングのように見える」籠をクレーンで持ち上げ、150,000バーツの現金をばら撒いたとのこと。
記事では、この僧侶の振舞について好感を持って書かれていて、
・仏教僧は金品を受取ったり蓄えてはいけないと戒律にあるが、ほとんどの僧侶が銀行口座やクレジットカードを所有している
・この僧侶は日ごろから得た金品を人々に与えている
・この僧侶および弟子たちが運営するフェイスブックのフォロワーは19000人に達している
とのこと。
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信者たちが計画した誕生会でしょうが、部外者から見ると、
・自分の誕生日を祝う会に出ること
・特別にあつらえたクレーンの上から金をばら撒いたこと
など、いささか羽目を外していて、聖人っぽく見えないのですが、タイ人にはうけるようです。
そもそも、お金、紙幣は不浄なものであり、高潔な仏僧は紙幣に触ることはしないんですけども、この僧侶はどうやって金を撒いたのでしょうか?
受け取った金品を自分のために使わないのは良しとして、還流の方法は他にもあるはず。
タイでは、このような人が聖者聖人として祀られ寺院に金が集まり、やがてはこの聖人の巨大な像が出来てさらに参詣客が集まる、、、という具合に話が展開していきます。
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