タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

Pattayaでのリタイヤライフです。旅行/日常生活/ゴルフ/鳥見/タイ語学習

昨晩の惑星状星雲

  昨日は上表左欄で青に着色した惑星状星雲を観察しました。
 7つの惑星状星雲を約3時間、ベランダで観望。

 当初作成した表ではエスキモー星雲が19時半ごろから見えるとの判断でしたが、ベランダ庇にかかる位置にあり、3度4度と望遠鏡を振って「ああ、まだ庇だ、、、」と。

  NGC2392(C39) ふたご座  通称エスキモー星雲です。
 2020年にNASAが「エスキモー星雲という呼称は差別用語である」としてNASAとして使用しないとしましたが、これに代わるものはいまだありません。
 太陽と同じ規模の恒星が赤色巨星になる過程で約1万年前にガスが放出され、それを見ていることになります。より大きな望遠鏡だと、4重程度の円形リングが見えるようです。

 ちなみに、ハッブル宇宙望遠鏡だとこんな感じ。


 NGC3142(C59)うみへび座 木星状星雲


 1785年にハーシェルにより発見されたとき「木星そっくりだ」と感想を述べたということで「木星状星雲」と呼ばれています。
 たしかに、Φ72㎜で見ても木星のような感じには見えます。


 NGC1535 エリダヌス座、通称「クレオパトラの瞳」
 通称は「言ったもん勝ち」、多くは新興巨大勢力である北アメリカのアマチュア天文家が名付けているようです。


 写真で写っているのは中心部だけのようで、時間をかけるとこの周りに薄い青が同心円状に広がっています。ブルーの瞳に見立てたようです。多分、クレオパトラの瞳はブルーではなかったと思いますけども。