保健省発表COVID-19の現状(5/5)
新規感染者 1名(昨日比 △17名)、感染者合計2988名、入院中 187名、新規死者 0名。
まあまあ誤差の範囲内で、ゼロに軟着陸しつつあるという状況でしょうか。
今日の新規感染者はナラティワート県での発生、ナラティワートはタイ最南の県でマレーシアと隣接。ちなみにこの感染者は「海外渡航歴あり、宗教活動に参加」とのこと。ニュアンス的にはマレーシアでの宗教行事に参加?という感じです。
マレーシアは上記グラフのようにまだまだ感染が収まったという状況にはないと思われます。昨日もマレーシアからの密航者から18名も感染者が見つかったところ。
タイ南部にはもともとイスラム系の独立国があり、それをタイが併呑した歴史があって、ナラティワートを含む3県は深南3県は、日本外務省からも渡航中止勧告がでているほど、現時点でも独立派テロが常態化しているところです。その背景として宗教/経済/民族、、、多くの点でマレーシアと緊密な関係を持っているという地域性があります。
そういった中、マレーシアが「経済活動ほぼ再開」とのこと。
東南アジアの大国マレーシアとしても、隣国タイが経済活動の一部を再開すれば、国内の緩和を望む声を抑えきれないのでしょうが、それによって感染撲滅が遅れ、引き続きだらだらとマレーシア国境付近のタイ国内に感染者が流入してくるのは、まったくもって、迷惑な話です。
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