タイ家畜開発省は、チョンブリ県内でホルマリンに汚染された海産物/畜産品1200㎏を押収したとのこと。
　この食品工場では地元や近隣のグリル店向けに豚の腸、イカ、魚卵製品を生産していたようです。

　押収物の内訳は、
　ドイツから輸入されたとみられる冷凍した腸500㎏
　水酸化ナトリウムとホルマリンに浸した加工腸200㎏
　水酸化ナトリウム、過酸化水素、ホルマリンに浸した魚卵400㎏
　ホルマリンに浸したイカ100㎏

　薬品で中和したり、茹でてしまえばわからなくなるものなんでしょうかね､､､

　当局によれば、製品証明書等必要な文書が無かったとのこと。
　ただし文書があったとして、ホルマリン漬けの水産物を何らかの形で中和するなどして、バーベキューの食材として提供することが果たしていいのかどうか。

　記事によれば、当該業者は告発されたようですが、罪状は「ホルマリン漬け等有害食品の販売」ではなくて、許可なく海産物輸入をした罪、また海産物/畜産物の輸送証明書の不備等のようで、2 年以下の懲役または 40,000 バーツ以下の罰金が科せられる可能性があるようです。今後食品衛生的な観点で罪状が追加されるのか、あるいはタイではホルマリン漬けの食材を提供してもよいものなのかは、不明。

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　私自身、一人暮らしということもあり、バーベキューにいって食事をしたことは1度か2度しかありません。その折見かけた風景として、確かにドロンとした如何にも新鮮ではなさそうなイカや色の悪いホルモンなどが並んでいました。
　安いものにはそれなりの理由があるということなんでしょうね。