今夜もどんよりと曇った空で、かろうじて満月前の月が雲の中天頂付近に見える状況。
　今晩もこれから就寝し、夜中、確認のために夜空を見ることはありますが、多分、望遠鏡を出してまで星を見ることはないと思います､､､

　約3か月前に作成した惑星状星雲リストの再整理を行っているところです。
　星空は1年で1周するので3か月経つと見ごろの時間は約6時間ズレます。
　
　3カ月前にちょうど見ごろだったものは日暮れ時には地平線以下に没していて、今の時期、仮に見ることができたとしても明け方頃の東の空になります。

　拙宅は南東から北西が見渡せるため、明け方東の空に昇ってきても見ることはできません。同様に北天を周回するものも拙宅ベランダからは見えません。

　上表でいうと、
　緑着色が地平線以下に没してしまったもの
　青着色が夕方北西の空、あるいは明け方南東、また終夜見えるもの
　白抜きが北天で周回し、拙宅からは見えないものになります。

　雨季だからとはいえ、数時間程度の星空はあります。
　基本は拙宅ベランダから見える「青色」が対象になりますが、27階まで上がれば北天も見えるので、その時は「白抜き」を見ることになります。

　惑星状星雲は明るい天体なので、パタヤの光害にまみれた夜空でも観望に適した天体です。

　3カ月前の状況だと、風でよく揺れるひ弱な経緯台しかなく、かつ天体の導入も苦労しました。
　現時点だとしっかりとした赤道儀があり、望遠鏡で倍率を上げても視野が揺れることがすくなく、かつ、プレートソルビングで天体の導入もできます。

　幾らかでも雲の隙間を見つけ天体を見ていこうと思っています。