確かにこれは細そう
何をいまさら、、、という感じですが
タイを旅行した日本人がタイの橋脚が細すぎる、大丈夫なのか?とSNS投稿
それを見たタイ人が「タイに悪い印象を持つかもしれないので、観光当局としてちゃんと説明するべきだ」と意見を述べたという記事
一度計算するとわかりますが、橋桁の重量を支えるためだけであれば、断面は細くできます、、、が。
これは確かに細すぎのような感じもします。
一般に、地震の少ない国だと橋脚が受ける横荷重が小さくなるので、橋脚の断面は細くなります、、、その点において細く薄くなることは計算上当たり前のことです。
ただ「座屈」という現象があり、モノを作る場合、鉛直かつ平らに作ることは難しく、実際には微妙に撓んでしか作ることができません。
構造物にはこのような初期不整があることを前提にして作られ、細長比でも断面形状は決まってきます。細く長い部材はその分太らせなければならない、という理屈です。
背の低い柱なら細くてもいいのですが、背が高い柱の場合、初期不整の影響で「座屈耐力」が小さくなるので、本当にこれでいいのかな?という感じはします。
タイの鉛直精度だと初期たわみでボコッといきそうです
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