今日の太陽
Hαで見ているのでもともと黒点は写りづらいのですがそれにしても、主要な黒点は今、太陽の裏側に行っているようで、こちらの面にはあまり見えません。
ただしダークフィラメントと呼ばれる黒っぽい皺は5-6本見えいています。
天文学辞典 » ダークフィラメント(太陽の)
ちなみにダークフィラメントを天文学辞典で引くと「プロミネンスを見よ」とあります。
天文学辞典 » プロミネンス
プロミネンスの項を見ると、ダークフィラメント=プロミネンスとあります。
太陽の自転に伴って、側面から見たものをプロミネンスと呼び、上方から眺めたものがダークフィラメントとあります。
またプロミネンスは「炎」なのですが、猛烈な速さでの炎の吹き出しであり、その速度は数㎞/sから2000㎞/sほどとのこと。1秒で日本列島を通り過ぎてしまうような炎なんて、想像もできません。
プロミネンスにも大小があって、何段階かのランクに分かれているようです。
国立天文台の資料では最大級のものを「Xランクのフレア」などとしています。
1時方向と7時方向に大きめのプロミネンスが出ています
太陽全景を撮る際に、0.8倍相当のレデューサを付けて像を画面に収まるように小さくしています。対して拡大撮影する場合は、レデューサを除いてバローレンズで2倍拡大しています。
今日はレデューサを取り除かずにバローを付けたため、最初のものは2倍拡大にならず1.6倍拡大に、、、よくある失敗です。
拡大撮影時、薄雲が太陽を覆っていました。
規模感は見てとれますが、ディテールがハッキリしません
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