タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

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保健省発表COVID-19の現状(5/12)

新規感染者 2名(昨日比 △4名)、感染者合計 3017名、入院中 163名、新規死者 0名
新規感染はバンコク都19歳女性(家族に感染者がいる)と、ナラティワート県51歳女性で患者と感染した履歴があるとのこと。

 現在、タイ人が米国、日本、欧州、、、から帰国しています。青と赤の線の乖離の中に、帰国者の感染数が含まれますが、大きく飛び跳ねているのは、主として陸路入り込んでくる密航者が感染している、、、という場合です。


 これを冷静に分析すれば、飛行機で入国する程度の所得を得ている人たちからの感染拡大は大きな問題にならない、、、逆に注目すべきは陸路密航者等であり、彼らの多くは低所得者であり、衛生状態は所得に応じて劣悪で、感染比率も高くなっている、、、と読み取れるはずです。 

 1か月Covid-19フリーにルーイ県(東北部)と、以下南部のパンガー県、サトゥーン県、ナコンシータマラート県が加わりました。無感染県と1か月フリー県を合わせた比率は76.6%。全体の3/4以上になりました。逆に1か月以内に感染者を出した県は18県、この中にパタヤがあるチョンブリ県が入っています。


 仮に今日以降、帰国者や密航者から発生は無視して、国内発生がゼロになったとしても、この率が100%になるのは1か月後であり、先は随分と長いです。

 上の図は、4/18~5/11の間に陸路国境を通過したタイ人の総数で、全員で10,298人。
 緑はミャンマー検問所、水色はラオス検問所、ピン色がカンボジア検問所、オレンジ色がマレーシア国境です。


 帰国者の数しか示していませんが、現状でもタイ国内で働こうとしても国境が閉まっていることから、密航者が絶えません。これらの密航者からの感染拡大が、解決されない問題として残る可能性があります。