タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

Pattayaでのリタイヤライフです。旅行/日常生活/ゴルフ/鳥見/タイ語学習

ステマ規制法10月施行

 日本に住んでいませんし、企業からお金を貰ってもいないし、商品提供もないので、ステマ規制法についてはほぼ知識ゼロでしたが、天体望遠鏡に関連した動画を見ていたらコンパクトにまとまったものだったので、一通り見てなるほどな、、、と。


 天文系のX(ツイッター)を見ていると、販売店のオーナーとか従業員の方が販売している商品の説明をしたり、Youtubeだと商品を使ってみて「使いやすいですね、、、」みたいな場面で溢れています。
 天文機材は口径とか焦点距離とか望遠鏡の機構(屈折式、反射式、シュミットカセグレン、、、)が明示されているので、それをみればあらかたわかるわけですが、値段は時に5倍程度違うことがあります。そういったときに、実際の使用感とか細かい配慮などをYoutubeなどでみるとよくわかり重宝します。


 天文機材の多くは海外製品なので、海外の方のYoutubeを見ることが多いですが、海外系だと必ず、機材はメーカーから借りている、ただし報酬はないなど、機材メーカーとの関係を細かく説明した一節が含まれています。対して、日本のYoutubeだと「案件です」みたいなことをひとこと言って済ませている場合が大半ですし、時にその一言もありません。
 上記、動画を見る限り、ステマ規制法違反のようですね。
 PR案件であることを常時明示したり、ハンドル名も〇〇@〇〇会社などとして、会社の人間が投稿していることを示す必要があるようです。


 将棋の世界でも、注目対局だと放送される場合があるのですが、その際に、飲み物のボトルをこれ見よがしに並べる棋士がいます。この棋士の言動を見ていると、明らかに飲料メーカーとつながりがあるのだろうなと推察できるわけですが、この棋士からは一切、背景説明はありません。今までは「けち臭いことをする棋士だな」と思っていただけですが、これからは法律違反になるわけですね。


++++
 あと注意しなければならないのは、この規正法で処罰されるのは、情報を提供した人ではなくて、メーカーなり販売店だということのようです。
 天文機材販売会社のスタッフは金銭雇用されているわけで、自分で機材を使ってみて感想を述べるような従来形式のYoutube動画は✕になり、会社が罰せられるわけです。


 さりとて、、、
 最近、鳥関連でフォローしている方の登録名が「、、、@〇〇会社社長」となったのは驚きました。この人は鳥写真を投稿しているのですが、2割くらいは会社の宣伝っぽいことを投稿する人だったので、これも規制法対応なのかな、、、