モーンカイ(ม่อนไข่)あるいはシアントー(เซียนท้อ)
この果物、タイでも名称が一定していないようで、とりあえずモーンカイ(ม่อนไข่) あるいはシアントー(เซียนท้อ)としましたが、これらはチェンマイでの名称のようで、トーマー、ケーマー、トーカメーンなど様々の名前で呼ばれているようです。
今日はこの店で購入しましたが、モーンカイ(ม่อนไข่)になっています。
カイは卵(鶏卵)のことです。
こちらの店ではシアントー(เซียนท้อ)。Google翻訳だとピーチマスター?になります。
調べると日本でも栽培販売されいるようで、
・愛知県三河 クダモノタマゴ
・沖縄 カニステル、エッグフルーツ
など。
英名はCanistelでカニステルになります。
アカテツ/沖縄県
アカテツという植物の実で、テツはソテツのテツに通じ、南西諸島から台湾中国方面で見られる植物とのこと。葉にゴムの成分があり琉球王朝時代には漆のような使い方をしていたとのこと、
皮を剝いて食べますが、爪で簡単に剥けます。webで調べるときれいに皮を剥いている人がいましたが、私の場合、爪を立てたところだけ数ミリ四方が破けるように剥けただけでした。中に栗程度のたねがありますが、これ以外は食べられます。
二日目は手で半分に割ってかぶりつきました。
左の方の実が裂けています。昨日段階では固かったものを常温保存したところ、熟成して割れたもの、心持ちほっこり温かったです、
食感は「もろもろ」しています。食パンのような感じです。
一番近いのがサツマイモ、食感だけだと茹でた卵の黄身。
バナナの食感という人もいます。確かに、ねっとりしたところもあります。
指につくと簡単に取れず、洗わないとだめなくらいのねっとり感はあります。
歯につくと粘りついて取れないくらい。
味はサツマイモ? 栗とかドリアンという人もいるようです。
香りは特にありません。
クセがなく食べやすいものです。
どうもサツマイモのイメージが強く、「果物」と呼ぶには抵抗があります。
店頭には固いものと柔らかいもの、実の裂けたものがありました。
結局固いのはすぐに食べられないようで、店としては客の要望で柔らかいもの/三の裂けたものを別途用意しているようです。
最初に食べたものは、先端側は熟していましたが、お尻の方はまだ固く爪を立てても皮が剥けませんでした。Web記事によると数日、熟すまで待ったとも。
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