太陽のお手軽(コリメート)撮影
雨季明け間近を予感させるような青空、、、ただし夜は曇り。
太陽の軌道がどんどんズレてきて今頃だと午前10時過ぎからベランダ東側から太陽を見ることができます。
今朝は鳥用カメラSONYα1でコリメート撮影の再(再?)挑戦。
いつもは天体用カメラで電子的に太陽像を撮影し、一度に1000枚ほど撮影しうち、画像のよいものを500枚抽出し合成して1枚の画像を作成しています。だから見た儘を写真に撮るのがカメラだと思いますが、実際の作業でパソコンで画像を見ている時はハッキリ言って「なんだかよくわからない画像」で、これを一種統計的に処理して、微妙な模様を強調して画像を作り上げているわけです。
今日は写真のようにカメラ前面にT2アダプター(望遠鏡とカメラを繋ぐもの)を付けて、さらにその前側にΦ42㎜の延長筒を付けてガイド代わりに使用して、望遠鏡アイピースを延長筒に挿入して写真撮影しました。
延長筒を何種類か差し替えて、ちょうどよかったのがこの長さ。この長さだと接眼鏡の見口がT2アダプタ前面位置に合います。
ピントはカメラを前後させてエイやっと合わせます。
何だ意外と写るなという感じ。これで1/500秒。
視野中心に太陽があればほぼ均一な光になりますが、実際には固定の経緯台で撮影しているので逐次太陽は視野端の方に移動し、どちらか側が陰ったりあるいは一部だけが明るく光ったりするので、微動ノブで位置を調整し手でカメラを前後させてピントを合わせ、さらに露出を細かに変え撮影していきます。
望遠鏡自体はプロミネンスを見るように設定されているので、太陽面の黒点はよく見えません。肉眼で見ると黒点や白斑は見えるものの、黒点は白色光で見るよりは数が少なく大きさも小さいです。黒点を撮影するためには露出を落とさないとだめでこの写真だと1/4000秒
コントラスト出ませんね、、、実際にカメラファインダーを覗いていると、暗すぎるのでピントを合わせられません。プロミネンスでピントを合わせ露出ダイヤルをガリガリ落として撮影している状況です。
上記を単に拡大したものです。黒点写真としてはパッとしません。
黒点は鳥用の600㎜望遠レンズを付けて太陽フィルタで減光して撮影した方がいいみたいです。
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