海外遠征用赤道儀カウンターウェイトの自作
海外に赤道儀を持っていくときに課題になるのがバランスウェイト。
写真は海外遠征に持参する望遠鏡の赤道儀に載せたところもの。
写真の状態でバランスが取れていて、1.8㎏と2.2㎏の重さのバランスウェイト2個が必要になるという結果。
飛行機に載せるので荷物はなるべく軽くしたいため、この下のウェイトをペットボトルに置き換えようというもの
直径6㎜まではドリルがあるのでこれで穴あけ
今回の件で買い足した半円状のやすりで拡孔します。
結構大変な作業かと思いましたが、実際には10分程度で拡孔完了。
写真はウェイトの端部に取り付ける落下防止用のボルトをペットボトルキャップに取り付けた状態。
完成形
現地でペットボトルの中に水あるいは「水+砂」を入れてウェイトにします
ペットボトルは現地調達、蓋の部分のみを海外に持ち出します。
取付け具合を確認しましたが多少振り回しても取れることはなさそうです。
心配なら現地にて瞬間接着剤で固定するとかガムテープをグルグル巻きにすれば良さそうです。
なおペットボトルをもっと大きなものに変えれば、上のウェイトも重量的には必要なくなりますが、望遠鏡側の重さはいつも同じではないので、上のウェイトを上下に動かしてバランスを取る必要があり、最低限1個は海外に持っていく予定。
タイ焼酎(梅酒を作ったもの)の空き瓶で作った例。
キャップが金属製になるので取付け部がガッチリしますが、瓶の内径がボルト頭部の外径より大きいのでこれ以上入りません。
とはいえこの状態で中に水を詰めガムテープで巻けば成立しそうです。
現地で飲み切らないとウェイトに転用できないという課題は残ります。
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