タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

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フルムーンパーティでパンガン島に1万人

 タイ南部スラタニー県の海上30㎞に浮かぶパンガン島に欧米観光客1万人がフルムーンパーティのために押し寄せたとのこと。


 記事によればパーティは3/24満月の日に行われ多くは外国人観光客とのこと。

 このパンガン島はサムイ島の横にあり、世界的に見るとサムイ島の方が著名な観光地であり、バンコクからも飛行機が飛んでいるのがサムイ島。


 パンガン島へはサムイ島あるいはタイ本土からの渡船しかないため、一般のタイ人からすると移動に時間がかかり、パンガン島はほぼ外国人観光客のみが訪れる場所となっています。
 タイに長期滞在する外国人しか行かない場所です。

 フルムーンパーティって、一般名詞としてもありそうな感じの言葉ですが、英語版のwikiによると、1985年にタイのパンガン島で始まったものとのこと。


 まさにパンガン島での満月パーティのことを言うようです。


 wikiによるとパンガン島は不良外国人が集まってくる場所で、年がら年中夜大音響でパーティが続くので、警察当局として毎月1回のフルムーンパーティだけを許可し、その他の乱痴気パーティを禁止したとのこと。
 禁止措置は何も出されたがあまり有効でなかったようです。


 観光当局としては「高級な観光客を呼び込もう」という政府目標がありながらも、質が悪くても数多くの不良外国人がやってくるためパーティを行わざるを得ない状況。特に今年は、コロナ明けに政権が軍民政権から民主政権に変わったこともあり、全体的には規制緩和方向のようです。


 フルムーンパーティでは参加者の多くが薬物を摂取していることから、パーティ中は特に警察の取締りが厳しくなりますが、取り締まるのであれば参加者全員逮捕となるくらいなんでしょうね。ちなみに今年、パンガン島で大規模検挙があったというニュースは伝わっていません。
 タイ政府としてはパンガン島だけで収まっていればいいかという感じ?


 パタヤではフルムーンパーティは行われません。
 バンコクから1時間ちょっとなので、外国人中心のパーティなどとはなりませんし、タイ社会に悪影響があるため、適宜麻薬摘発の大規模なデスコ等への査察が入り大量の検挙者を出しています。