タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

Pattayaでのリタイヤライフです。旅行/日常生活/ゴルフ/鳥見/タイ語学習

トラベルバブル開始、無期限延期


 「トラベルバブル(泡旅行?あるいは旅行客拡大)」というよくわからない政策が、タイで議論されていました。
 現在、ワーキングパーミット保持者のタイ入国は14日間の検疫付きでOKとなっているところですが、外国人客を検疫なしでタイに向かい入れようという施策です。


 タイの離島など隔離された環境に、COVID19感染が収まりつつある諸外国から観光客を受け入れ、万が一、感染者がいたとしても、往来を制限することにより、感染がタイ全土に広がらないようにすればいいじゃないか、、、というものでした。


 この「トラベルバブル」政策ははっきり言って内容がよくわからず、旅行業界の思惑や保健当局の抑制気味の発言が錯綜しており、内容も二転三転、あまりのよくわからなさに個人的に興味を失い、ニュースさえフォローしなくなっていました。


 上記記事によれば、COVID19感染が収まりつつある国として候補に挙がっていた、中国韓国日本で感染がなかなか収まらず、いったん、検討を休止するとのことです。

出典、Corona Charts  上記は7月になってからの3か国の感染者発生状況です。


 日本の最近での急増について、日本国民としていろいろ言いたいことはあると思いますが、ひところの二ケタ台の数字に比べれば、感染再燃には違いないようです。


 また韓国も、人口比で日本の1/2.5程度ですから、日本と大差ないオーダー。
 中国は膨大な人口ですから、この発表された数字が正確とすれば、頑張っている方だと思います、、、。


 結局、タイ政府としては中国客だけでも呼び込みたいけど、タイ国民の中にCOVID19発生国としての中国を忌避する感情があり、韓国や日本を巻き込んでそれを薄めようとしたけど、保健衛生的に見て優等生の日本でも感染が収まらず、トラベルバブルはいったんやめておこう、、、との判断なのかもしれません。