タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

Pattayaでのリタイヤライフです。旅行/日常生活/ゴルフ/鳥見/タイ語学習

葬儀屋は儲かっていない

 記事の見出し、棺桶は3倍の量売れているが、収入は以前より減っている。


 タイの葬儀屋/棺桶屋は病院の前にあります。
 田舎だと病院は県庁所在地の一番の繁華街にあり、その前に、棺桶屋があることになります、、、まあ立地条件としては最適です。


 この棺桶屋さんは以前、月当たり100人分の棺桶を作業員40人で作っていましたが、現在は、3倍の300人分/月の割合で棺桶の注文があり、残業をして注文に応えているとのこと。棺桶は1個1500~2000バーツ(5000~7000円)だそうですが、まだまだ注文が増えているとのこと。


 しかし収入は減少しているようです。


 Covid-19での死亡の場合、寺院での葬式を行わないようです。


 タイの場合、大体どこの寺院でも火葬場があります。ただ、Covid-19の火葬を嫌う寺院が多いようで、Covid-19の火葬を引き受けている火葬場=寺院には、どんどん棺桶が持ち込まれ、順番待ちが出たり、余りにも焼き過ぎて火葬場が故障してしまった、、、などという状況も発生しているようです。


 タイの葬式は数日間、盛大に飾り付けた祭壇で行われ、火葬の際も寺院で多くの僧を呼んで催行されます。


 ところが、Covid-19の場合は、棺桶の担ぎ手もいなくなるくらい、誰も近づかない葬式になり、死亡してから通夜等もやるかやらないかで、すぐ火葬してしまうようです。


 となると、花等での飾りつけるなどの棺桶業務に付随する様々な業務が無くなります。


 また葬式が行われないと、華美な棺桶ではなく簡素な棺桶で、そのまま火葬場へ、、、となるので、付加価値を付けた棺桶の注文は減り、利ザヤが減るようです。