漢字検定準1級 対義語類義語
漢字書き取り分野の2番手は、「対義語、類義語」にしました。
https://www.kanken.or.jp/kanken/outline/data/outline_degree_example_j1m_203.pdf
配点20点、全体に占める割合は10%、比較的大きなウェイトがある設問です。
今まで同様、手持ち2冊の問題集の網羅率を検証したのが下記。
いずれも非常に高い網羅率を示しており、2冊所載の対義語&類義語を覚えれば全問正解も可能な感じです。
ではどれくらいの熟語数があるか、、、ということで、Excelでとりまとめると、285ペアでした。問題集は過去問から選択されていることが多いようで、互いの問題集で重なる問題も数多く、絞っていくと285という結果になりました。
上記を踏まえて言うと、この285ペアを覚えれば得点の10%を確保できるという効率のよい分野だと言えます。
問題集から対義語類義語のペアを抽出し整理した後、1番目であれば進取の対義語で退嬰を覚える、、、というのではなく、準1級配当漢字の「嬰」の訓読みを書き出し、その意味から退嬰の語感を定着させ、そののち書けるようになる、、、という手順で行きたいと思っています。
いきなり「退嬰」を10回20回とノートに書きとって「手で覚える」というやり方もありますが、中高生じゃないのだから、、、。
この1~18だと、頗、顛、瀆、当たりが難字っぽいですが、こういう漢字が書ける書けないということより、1なら「進取」の対義語を与えられている音のなかから思い出せるか否かという方が、肝要なようです。まあ「退嬰」なんていう言葉、新聞にだって出てこないでしょう、、、。合わせて、4の出家の対義語として「ゲンゾク」が思いついたとして、ゲン=還はなかなか思いつかない気がします、、、還といえば、ゲンではなくカンと覚えていますので。
準1級試験問題の最大割合を占めるのが、設問4の「書き取り」問題ですが、調べてみると、この義語&類義語セクションで出そうな熟語がそのまま「書き取り」にも問題として使われており、上掲の20年度第3回の試験問題だと対義語類義語分野のものが20問中6問、約3割を占めていることがわかりました。
1日1回、さらっとこのリストを見ていけば、やがて書き取りもできるようになると思います。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。