お前の肝臓を、、、
校長先生が、10歳の児童に向かって、「死ぬまで叩いて、酒のつまみにお前の肝臓を食べてやる」と言ったとか。日本だと学校所在地の市町村名が報道で出る程度だと思いますが、タイだと学校の表札が新聞記事に出てしまいます。
タイ在住の日本人だと、タイで酒といえばビールだと思いますが、タイ人はビールも飲みますけど、ちょっとした宴会だとタイ・ウイスキーが出てきます。この意味では英語記事のwith whiskyは実情に合った表現だとは思います。
タイでは、学校の先生は聖職とでもいえる立場にあり、敬うべき対象でもありますが、校長は新聞報道の内容を事実として認めているようです。まあ、児童の素行にも問題があったのでしょう。双方和解ということにはならず、司直の手に委ねられたようです。
記事を読んで興味深かったのは、「お前の肝臓を食べてやる」という表現です。日本人だったら思いつかない表現です。校長先生が10歳児に言ったということ、また10歳児が家庭に戻って、校長先生にこんなこと言われたと家族に伝えたようですから、ひょっとしたら、タイではごく普通に、悪態をつくときに用いられる表現なのかなと、思うわけです。慣用表現と一口に言ってしまいますが、こういうのをまとめた辞書みたいなものがあったら、読んでみたいなあと思います。
学校の名前はバーンナーディ学校。バーンは「家」、ナーは「原」、ディは「良い」。タイでよく見かける単語をつなぎ合わせた校名です。
下に3つの語群があって、それぞれ先頭の言葉はタンボン、アンプ―、ジャンワット。タンボンは村とか町、アンプ―は郡とか市、ジャンワットは県。すなわち学校が特定できます。
スリン県にある学校でした。スリンには昨年末、クメール遺跡を見るためバイクで行きましたので、自分が通った道沿いにあったのかな?ということで、googleで検索すると学校がでてきます。調べると国道も鉄道も通らない、のどかなといえばのどか、辺鄙な場所にある学校でした。
主要な校舎はこの一棟。靴下を履いている高学年、はだしの低学年の児童生徒が学んでいる姿もgoogleに載っています。小学校と中学校が合わさった感じです。
パソコン学習室です。随分と古めの機材です。動きそうもない感じがします。
部屋の片隅に扇風機がありますが、一般の教室にも天井ファンがある程度で、窓を開放して授業をしています。
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