何等星まで写っているか?
前回、カオサムロイヨッドで撮影した春の大三角形の写真。
三角形の頂点デネボラの近くに見える小さな星が集まったエリア。
Coma berenicesとあるのは「かみのけ座」のこと。
髪の毛を束ねているところのようです。
おとめ座の近くですから、おとめの付け髪なんでしょうか。
この部分を拡大したもの。さらにその中で微光を発する恒星を丸く囲みました。
ブログに挙げる際に画素数を落としているので淡くなってしまっていますが、原版では
星の姿が写っています。
プラネタリウムソフト、Stellarium Webで確認すると確かにそこに星があり、
星をクリックすると、8.13等級、333光年先にある恒星のようです。
同様に微恒星を探っていくと、8.5等級程度までは写真に写っているようです。
星空側の条件と、撮影時のISO感度の設定次第なのでしょうが、可能性としては9等級
程度までは撮影可能なようです。
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