天頂カメラ ②
明け方近く、コンドミニアムの屋上から顔を出すオリオン座周辺の散光星雲を電視観望するための天頂カメラの製作。第二弾。
これが先日一応の完成を見た天頂カメラ。
支持材として溝形鋼をベースに、先端側にカメラを付けて手すり隙間から突き出し、これだけだとバランスが取れないので、お尻側にカウンターウェイトを取付けたもの。
この機材の問題点として、ねじれに弱くかつ回転に弱いというもの。
ねじれと回転は同じような挙動ですが、要はカメラが横方向に倒れやすい不安定な構造になっていることです。
またカメラ側が重く、写真では白いウェイトを付けていますが、これがないとお尻側が持ちあがり、バランスが取れません。
スクムビット通りのHomeProで購入したプラスチック板材に変更したもの。
改良点として
① 平たい板材にしたのでねじり変形を起こす恐れがない
② 板材採用と、先端側のカメラ位置を下げたので回転転倒する恐れがない
③ 板材に重量があり、お尻側のカウンターウェイトが不要となった
カメラ取付構造もグッと簡素化。
レバーが見えていますが、このレバーを緩めるとカメラの方向を変えることができます。
万が一、ゆるんだ場合でもカメラが地上に落ちないように、レンズの胴体部分をひもで結んで、落下防止対策をとる予定です。
あと残った課題は、とりあえず間に合わせでバルコニーに合った台を用いていますが、これだとカメラを突き出すと手すりにぶつかります。
もうちょっと低い台であれば、そのまま押し出すことが可能です。
まずはカメラの使い勝手をみて、今後も使いそうなら、手すりの高さに合う台を探すつもりです。




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