天文薄明の影響検証
観測初日の日の入は18時09分。これは緯度経度補正した観測地での時刻です。
月の出は23時以降なので、日の入り頃に現場入りすれば、十分に作業時間は取れます。
当日はスタック合成に使用するために、ISO感度を4回変えて1セット30枚、
8秒露光の写真を撮り続けました。
データを見ると最初の1枚は18時55分撮影でした。最初の設定はISO1600です。
肉眼ではもう十分に星は見えており、薄明の影響は無いだろうとの判断でしたが、
画像を見ると背景が青白くなっておりまだまだ薄明の状態であったようです。
背景の暗黒部分がそれ以降のものと同等になるのは、26枚目、19時03分~です。
ネット検索しても、日の出後、どのくらいの時間で薄明が始まるかは、
明確な記載はありません。
このデータから見ると、日の入後1時間を経過すれば、撮影的には問題ないようです。
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