ムクダハンのWat Roi Phra Putthabat Phu Manorom
今回、タイ東北部の東部各県を廻ったわけですが、宿泊もせず、鳥見もせず、
ただ通りすがりに仏教寺院を見ただけ、、、というのがムクダハン県。
ムクダハン、名前だけはベトナム駐在の頃から知っていました。
メコン川沿いにタイ~ラオスの国境が開かれていて、外国人が出入りできる数少ない場所
がムクダハン~サバナケットの国境で、日本が援助して建設したタイラオス第2友好橋が
あり、ベトナムとタイを結ぶ交通路を考えるとき、これを東西回廊と言いますが、
ムクダハンは重要拠点ではありました。
タイラオス貿易関連の雑多な街並みから、山の上にある大きな仏像が見えました。
これはごくごく近くの駐車場からの撮影。
仏像とは違って、近くに来ないとみられないのが、この巨大なナーガ像。
ナーガはヒンドゥーでの竜に相当する「神」で、観光書ではこれをナーガと呼び
ならわしていますが、素直に、竜でいいんじゃないのかな?
タイの主要経済拠点同様、ここムクダハンも中華系の人たちが街を作り、その嗜好に
合わせて、この竜の像が作られたと考える方が、自然…
まあとにかく、デカすぎて広角24㎜レンズを持ってしても、全体が入り切りません。
青い空に、白い大仏、そして極彩色の竜。
こういう絵柄で写したくなります。
この竜の周りの木に、何万もの赤い切れが結ばれています。
参詣の方々が結んだものでしょうけど、朝早く、観光客は誰もいないときなので、
ちょっと怖い気がしました。
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